2007年06月06日

その後

nakayama君から吉報がありました。
そう、お付き合いしていた女性の方とめでたくご結婚することになったのです。

思えば彼の転職も奥さんを大事にするあまりだったのでしょう
今は以前のどっぷりクリエイティブ漬けの生活から離れたこともあってか
顔つきも少しばかりふっくらとしていました。

収入や待遇も彼の望むところとなり結婚生活も安定するのかも知れません
でも、私はいつかまた、彼がクリエイティブを求め戻ってくることを信じています。


もう数え切れないくらい見てきたのです
一度でも安易な道を選択した人たちは上に這い上がろうとする
力を失ってしまうことを。

「水は低きに流れる」と言います。

水が下に落ちるのは自然の理で人もまた同じ事が言えます。
上に上がるには理を越えた信念と努力という力が必要になるのです。

高見を目指しもがき続けた中で手にした物こそが真の対価であって
収入や待遇を優先した考えの中では絶対に手に入れることができない
まがうことない、いつまでも輝きを失わない宝石のような価値だと思っています。
それは世間一般では何の意味もない考え方かもしれませんが
クリエイターの価値を世間の尺度では決して測ることはできません。
私はそれこそがクリエイターとして生きている自分が人生の中で求める
最も価値あるものだと考えています。

私は彼の選んだ道を決して否定しないが、彼の中に流れる
クリエイターの血を信じてみようと思う。
そして今回ご結婚された奥様には、そのnakayama君の姿を見て
サポートして付いてきてくれる伴侶でいてほしいと願っている。

おめでとう、幸せになれよ!!
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posted by 乱太郎 at 11:29| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

ありがとう

遂にこの日が来ました、そうですnakayama君との別れの日です。

思えばきっかけは去っていくnakayama君に対してデザイナーとして
何かできることは無いか?という思いがこのblogを立ち上げようと言う
きっかけになりました。

彼も色々協力してくれましたし、何より喜んでいてくれたと思っています。

出張で名古屋にいない時と土日以外は毎日更新しましたし
文章や写真だけでなくグラフィックも同時進行で制作するストレスは
予想を遙かに超えていましたし、特に「何を書けばいいのだろう」という
所に関しては、普段は意識していない心の奥の方にまで目を向けることができ、
新しい発想や考え方を自分自身から学んだ気がします。
冗談半分で作ったグッズも彼が去った後もそれを見れば思い出すことができるでしょう。
「忘れない」という人ととして大事な部分をこのグッズ達が補完してくれると信じています。

人は何からでも学ぶことができる、ということを私ごときが言うのも生意気ですが
このblogを通じて感じていただけると幸いです。

今日まで見ていただいた方、ご協力いただいた全ての方に感謝の気持ちで一杯です。
(後、強制的に見せていた若いスタッフの素直さにもリスペクトです)


nakayama君へ
新天地に行っても今までと同様、全力で仕事に励んでください。
またいつか、共に仕事を出来る日を心から楽しみにしています。

今までありがとう、がんばれよ!!!



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posted by 乱太郎 at 09:34| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月28日

月刊 名刺入れ

来月号の「月刊名刺入れ」の特集で私とnakayama君の対談が掲載されます。
一足先に内容の抜粋と、撮影でボツになった写真を掲載します。






interview.jpg







--Nakayma君から見てレベルの高いクリエイターになるための条件ってある?

ん〜〜どうなんでしょうね、例えばグラフィックデザイン(webも広義な意味で含まれている)
の分野で言えば門戸は広いから、やりたい人はPCとアプリケーションさえあれば
「私、デザイナーです!!」って言えばその日からデザイナーなんですけどね(笑)
でもワンランク上って条件だとものすごく狭義になっちゃうと思うんですよね。
センスがあるとか、確かにそういうものもあるんですけど、長年見ていると
クリエイターになりたい、と思う時点でなんらかのそういった感性的なものが優れている
人は多いと思うんですけど。


--その狭義ってところで今の率直な意見をもらいたいね。

そうですね・・・一定のセンスや社会性、多角的に物事を見れる、努力をする、
そういった最低限の条件を満たしたという前提で言えば
今の僕が考えるワンランク上のクリエイターの条件は大きく言って2つです。

「クリエイティブを通して死を感じることができる人」
「プロフェッショナルとは何か、を自問自答できる人」

ですね。


--分かり易く説明してもらっていい?

仕事って色々ありますよね、ルーチンワーク的なものや能動的に
行動して実践するもの、その中でもクリエイティブワークっていうのはとてつも無く
過酷な労働だと思います、精神的にも体力的にも(遠い目で)
それが、結果何かの模倣であっても本人はゼロから何かを生み出そうとしているわけですから
特に出産という産みの苦しみと幸せをしらない男に限って言えばそんなに不可思議で辛い行為はないですよ。(苦笑)

そんな中で生活や誇りを賭けて戦わなきゃいけないのがクリエイターです。
逆にそれがスポイルされている、一見デザインやクリエイションが素晴らしそうな人は
長期スパンで見るとクリエイターというよりかはアーティストに向いているかもしれません。
我々クリエイターは一つのコンセプト、グラフィック、コピー、ヴィジュアル、それらが
一つでも、一度でも、「駄目だなコイツ」という烙印が押されれば勝負に負けてしまいます。
それで死ぬことはありませんが幾度の敗北の延長線上には物理的な本当の死が
待っているのです、多くの人がそのことに気づいていませんが。


--多くのクリエイターはやりがいや生き甲斐を感じてやっていると思うし、ネガティブすぎるのでは?

人間っていうのは本当のピンチにならないと本性が見えないと思うんです、
藤原さんもご存じだと思うんですけど、僕は7回転職していまして、そのうちの2社は
デザインの部門が潰れて廃業したような状況でした。
そういう、ある日いきなり丸裸にされたときに自分にどれだけのスキルがあるか、
もうそれ以外に生命線は無いわけです。
僕はそういった中でも明日死んでも後悔しないくらいに仕事をしてましたし勉強しました。
良く「24時間仕事をしろ!」って言う人居ますけど、僕は少ない睡眠時間の間も常に
夢で仕事に追い回されましたよ、「ビクっ!!」て夜中に飛び起きたり(笑)
それって一度の勝負でも負けたら死んでしまう、って思ってたから、
本当に生き死にを感じてやっていました。
でも端から見たら「あいつ、いつも楽しそうだな」って思われていたかも知れません、
ヘラヘラ笑ってばかりだったし。でも笑いって人間が恐怖を表現する感情の一種らしいですからね。
常に死の影におびえていましたし、事実、命がかかっていたので自分の実力以上の力が
発揮できていたのだと思います。それを自覚していない人は高いところを目指さない方が良いと思う、他にも仕事はいっぱいありますし。


--なるほど、死を感じることもその人の感性なんだろうね。普通デザインやってて「死ぬ」なんて絶対考えないだろうし。

まぁ人間追い込まれると、予想以上の能力を発揮することがあるので、それを恒常的に
だすことが出来る人、そんな人はレベルの高いクリエイターになれるんでしょうね。
こんな事言うと誰もなりたくないと思うけど。







interview.jpg







--じゃあもう一つの「プロフェッショナルとは何か、を自問自答できる人」ってのは?

これは僕にとっても永遠の課題なんですけど、なんでここで挙げたかった言うと
最近読んだ書籍に僕の「プロってなんだろ?」という疑問に対してある程度明確な
指針を表現していたものがあったんです。
実は漫画なんですけど(笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%83%E5%A4%A2

読み切りのお話しで、脇役の女の子のお話があって、戦乱の中カメラマンになろうと
する少女の話だったんです。
彼女は貧しい中で、やっとカメラを手に入れ、必死で生き抜こうとするんですけど
なかなか周りに認められない、そんな中で自分の存在意義や生き抜く方法を
模索するわけです、、、
後は本編を読んでいただければ分かると思うのですが、そこで書かれていたのです、
「プロとは?」という僕の長きにわたる課題の答えに近いものが。

傷つき、悩み、苦しむ彼女に助言を授けた老人の一説です。




「信じるものが無ければ自分を信じればいい」
「自分が情けなくて信じるに値しなければ自分の仕事を信じれるようになればいい、
そうした人間だけが本当のプロになっていく」
「そして、本当のプロとは自分の居場所を自分で作り上げれる人間のことだ」





正直今でも完全に理解できてないんですけど、でもそういう正体の分からない
“ゴロ”っとした大事な塊の存在は身近に感じるし、この文章を本屋で
立ち読みしたときに身震いがしました、この漫画を描いている漫画家(クリエイター)も
同じようなことを考え、その答えに至り、掲載したのでしょう。
それはスゴイ勇気ですし、賞賛に値します。

僕はたまたまそれを本屋で見て、自分の疑問に対する答えに近いものを見つけました。
でも意識をしていなければ、ただの漫画のいち台詞にすぎませんよね、
何故気づいたかというと、それを常に意識し考えていたからです、
プロフェッショナルについて理解をしたいと本当に願っていたからです。
そして今の自分と照らし合わせた訳です、「自分の居場所は?」ってね
物理的にも相対的にも僕は自分の居場所を少しづつ作れている気がします
それで言えば仲間と会社に感謝ってことですね、生かされていると思いますよ、マジで。


--なるほど、使う言葉はその状況やテンションによって
理解や誤解を生むけど今の話は僕には共感できたかな、まぁ実情は厳しいってことで(笑)


長々とすいません、まぁまとめさせてもらえば、
クリエイターだろうがなんだろうが、何かを賭けて生きている人には
勇気が必要なんでしょう、これは必須です!!!

posted by 乱太郎 at 10:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

Limited product


seal.jpg



Death Smile Night.
Limited product Sticker.

posted by 乱太郎 at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

肖像


face.jpg


・PhotoshopCS
・wacom intuos3 pentablet
posted by 乱太郎 at 10:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月26日

hello goodbye

もうすぐnakayama君との別れの時です。
色々な事柄を脳裏に焼き付けているのでしょうか・・・


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posted by 乱太郎 at 09:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月25日

Limited product


Canbadge.jpg


Limited product nakayamaKun Can badge.
Made by DJ MOTOKI
posted by 乱太郎 at 09:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月22日

Making of...


making.jpg


<作り方>
・ベースの紙は折りたたんだメモ用紙を数ヶ月財布に入れ熟成後スキャン。
・テープ類は古い書類等に付いている酸化して味のでたものをスキャン。
・紙の汚れは某社長の私物書籍「レディージョーカー」の背表紙をスキャン。
・四つ折りの折り目はPHOTOSHOPのブラシを吹き立体感を演出。
・文字関係は「DFGフリー流線 Regular」で手書き感を演出。
・フィルムの外枠はPHOTOSHOPのシェイプレイヤーで作成。
・写真はモノクロにし、ノイズをかけ古びた感じを演出。
・ミンキーモモのステッカーのカスレ加工は、同じく「レディージョーカー」を使用。
・白い粉はDJ MOTOKIより1グラム3万円で購入し(注射器別売り)スキャン。
posted by 乱太郎 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月21日

Hello world!!

That is a story when both Nakayama and I are producing really.
Mail reached from him and a desktop picture of homemade was appended there.



"・・・・" The word was lost.

What it was heard whether to have made seeming and he is a digit
blatantly said so.

"After all, it will be IT revolution hereafter. "

Honest "..・・・.. Coits ..the fool it.." It thought in the mind.
It was not able to be without feeling it in the glance some messages.
turned over ..me.. ..the heart.. ..piercingly.. .... however straight
he

"The end is not in the revolution yet, and the fight continues. "

The desktop picture and his eyes talked about it though there was no word.
Tica the revolutionist ..ruin.. Ernesto Che Guevara in Cuba ..seeming the fumigation it.. as for
the smoke of the cigar exactly watched me ..eye difference.. thoroughly having it by eyes that
took a nap by realizing the death of yourself for the future now saying his eyes at that time.

The skill thinks, and the experience and knowledge increase about the
body, I who is alive because of a lot of inertias of the neutral and
drawing out that is think, and he thinks the question so negligently.

As for the revolution, cannot it continue, and it know it is time when
it faces a death thermal creative of which it mediates IT when the
revolution of the skirt truly receives the end because it never ended
now.

Hunger and impatience that I had when I am young
It is arrogance because it attains it ..by yourself.. ..creative.. that
justifies murdering.
I wanted to have forgotten before one is aware though it had to have promoted
me, and to forget unpleasantly.

However, it is not possible not to forget and do not forget.
Because they are crosses that the person from whom only it dedicated
the soul to creative shoulders and "Law" of the people who say all
dreams.

I think that it listens of a large-boned lock today the one hand of bourbon at
home.
Because it might be a requiem to a damaged soul, and be the triumphal song of the
revolution that will be able to be heard some time.


scene_9.jpg


And, I think that Mr. Fujiwara is a best designer.
posted by 乱太郎 at 09:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

IT革命

あれはNakayama君と私が共に実制作をしていた頃の話です。
彼からメールが届きそこにはハンドメイドのデスクトップピクチャが添付されていました。


IT.jpg


「・・・・」言葉を失いました。

何を思ってこれを作ったのか聞いてみました
そして彼は臆面もなくこう言ってのけたのです。

「これからはやっぱりIT革命ですよ」

「・・・アホだコイツ」正直、心の中で思いました。
でも彼の真っ直ぐな、私の心臓を射抜くが如く視線になんらかのメッセージを
感じずにはいられませんでした。

「革命は未だ終わっちゃいない、戦いは続いている」

言葉無くともそのデスクトップピクチャと彼の目はそれを語っていました。
その時の彼の目は、まさに、今は亡きキューバの革命家チェ・ゲバラがシガーの煙を燻らし
近い未来に、己が死ぬことを悟ったような、まどろんだ目で、同じ眼差しを持って私を見つめていました。

スキルが身に付き、経験と知識が増え、ニュートラルの惰力と数多い引き出しで
生きている私の怠慢に彼はそう問いかけたのだと思います。

今も革命は続いている、決して終息などしていなかったのです
その革命が真に終わりを迎えるとき、それはITを媒介とするクリエイティブが
熱的な死を迎えるときなのかも知れません。

若い時に自分が持っていた飢餓と焦燥、
己のクリエイティブ貫き通す為なら人殺しをも正当化するような傲慢さ。
それが自分を推し進めたはずなのに、いつの間にか忘れていた、いや忘れたかった。

でも忘れることはできないし、また忘れてはいけない。
それこそがクリエイティブに魂を捧げた者の背負う十字架であり
全ての夢を口にする者たちの“掟”なのだから・・・。

今日は家でバーボンを片手に骨太のロックでも聴こうと思う、
それは傷ついた魂への鎮魂歌であり、いつか聞けるであろう革命の凱歌かもしれないから。
posted by 乱太郎 at 09:20| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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